最近観たビデオと映画です。

(04,1〜12)
 

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トゥームレーダー2

 
こんどはDVDで見ました。いやぁ、金も時間も体力もつくづく掛けてると思う。映画館で見た1回目とは違って、ギリシャの海、上海、香港、アフリカっちゅう実にめまぐるしい展開にも着いていけました(^m^) アンジェリーナ・ジョリーの魅力にはほんとに惚れてしまうね。このままシリーズとして、惚れた男たちをガンガン殺して(!?)ますますいいオンナぶりを発揮して欲しい!・・けど、撮影も大変そうだけどね。カラダに気をつけて(*^.^*)( 1 2月31日)
スキャンダル

 
もちろん世間様の噂に乗ったわけでございます。でもこれが意外とこれ面白い!!私が今まで見た数少ない(-"-;) 韓国映画の中ではシュリについでの面白さ!!不純異性交遊(?)プレイボーイの見本のような有閑貴族のぺ様、いつも本気とか言うんじゃなくて、常に計算づくってのがいいのだけど、そのオンナを口説くときのセリフがいちいち大感動!!ふ〜〜ん、こういう言い回しがぐっと来るのね、と亭主におさらいさせたいくらい。最後がまたいかにも、って感じにまとめてくれちゃったし、全体の雰囲気が日本映画の平安時代の時代劇を見てる感じがまったく違和感なくって、実に静かに淡々とsukebesukebeのオンパレード。R指定ということでなく、長く生きた実績のある人が見るからこそ、ツボにはまるのでは??とも思ったことでした。( 1 2月30日)
パイレーツ・オブ・
    カリビアン

 
やっと見ました、ジョニディとブルームの海賊映画。さすがにハリウッド映画、アクション、CG,荒唐無稽のストーリー 見終わってもさっぱり心には残らないけど、見てる最中はとっても面白かった。でもさ、ジョニディって性格俳優と言われながらも、その色っぽさがなんたって目を引く・・って役者さんでもあると思うのよね。今回は昔のオンナたちから殴られる場面はあったけれど、キスシーン一個なかったのだわ。ブルーム、頑張ったけれど色っぽさがまだ青いわねぇ〜〜(って、そういう映画ではない気が・・)( 1 2月30日)
エイリアンVS・
      プレデター
 
亭主がたってと言うので、年末にわざわざ映画館まで見に行きましたが・・プレデターって、最初のシリーズから人間の存在を特別視しない造りだったでしょ?ま、覚悟はできていました。「エイリアンがブラックバスで、それを放流する人間がプレデターで、そのエイリアンの餌になるべき人間達は既存のフナみたいな存在、と考えたら分かりやすいでしょ。」と亭主に講釈する私。いずれあのピラミッドもドンパチも、人間(プレデター)に個性を認められて勝利の印を貰っちゃうフナ(人間のおねいちゃん)の関係がありなら、私達ももう少し、蟻やミミズの個性を評価してあげないといけないんじゃない?とか言いながら戻ってきました。いや、やっぱり私はあんまりタイプじゃないです。( 1 2月25日)
ポーラエクスプレス

 
上映時間の関係で字幕スーパーでなく吹き替え版を平日の午前中に行ってまいりました。もしかして貸切??と思ったけれど20人ほどの観客のみなさんがいらっしゃいました。サンタの存在を疑い始めた思春期手前の少年が、サンタの居る町に向かうポーラエクスプレスに乗ってサンタに会いに行くって話、なんでしょうけれど、同上してる少年少女たちの微妙な年齢と、その指導者とでも言うべく車掌、そして急行列車の屋根で暮らす不思議な放浪者(??)等との生きる方向を探す・・・みたいな大きな話しかどうかは取る方次第でしょうヾ(・・;) 子供であるということは素直である、ってことではなし、クリスマスの存在もまた子供であるから掛け値なしで喜ぶ、ってもんでもないと思う私は、そりゃ昔からひねたガキだったからでありまして、(おまけに無宗教であればクリスマスもどうでもいいし)子供たちがいろんなことを通して自分の本音を表現できるようになる、そしてそうなったらお互いが分かって友情が生まれる、というあたりはよく分かった。でもこの映画、そんなめんどくさいことなんて考えなくていいんだよね。あの列車の走りと(ジェットコースター真っ青!)列車の上を、吹雪の中ガウンひとつで友達を探すのに寒くない、とか、たくさんの鹿(?)やエルフや鈴や車掌の顔と頭とか、とにかくそんな一つ一つが印象深かった。私は面白かったと思います。( 1 2月8日)
ハウルの動く城

 
まぁ、超美形の魔法使いと彼を一途に思う女の子の話、といえばそうだけど、テーマは決して恋のことだけじゃない。戦争(何故人同士が殺しあう??)のこと、家庭問題(老人と子供、そして間にいるオトナよ呼ばれる立場の者たち)、とってもラブラブでハッピーエンド、というだけの話じゃないと思った。でもそれほど重くはなく、ストーリーもこれでほんとにいいのか?ってノリもあって「なんだか深すぎて手に負えない感じ」という私に相方は「面白かったじゃないか」とそう言う。映画なんて、人それぞれの感じ方でいいんだろうけど「なんであの話でボロボロ泣けるかな?それが信じられない」という言葉もさもありなん(;^◇^A  でもなにはおいても、あのナルナルのハウル、かっこよかったよ〜〜 オバサンをそそるヤオイ的綺麗さ、それだけでも見る価値あり??_(^^;)ゞ( 11月2 2日)
2046

(☆ネタバレ注意ですぅ)
う〜む・・・思い込みを背負って、かなりの覚悟で見に行ったわけだけど、そういう意味ではもうあちらこちらにれすり〜の影がちらついていました。
 あの雨の音、湿った暗い階段、派手なイヤリングのルル・・
え??何?ヨディのこと言ってる、ヨディ、ヨディ、姿を見せて!!
 (その声が届いたのか、一瞬、ナンチャッテれすり〜が登場??)
 中盤、タクシーの中、なんで隣がウィンじゃないの!!!それなのに、なんでそんな姿勢なの?なんでそんな 顔してるの??
 トニー、あなたもファイじゃない、でもウィンでもない、今のあなたは、ただの自堕落な女ったらし。ウィン はれすり〜以外にはいない、あなたじゃ替われない、なのに、そんなふうに目を閉じないで!! とまた悔しくて切なくて・・・・
  (「花様年華」も非常に濃く出ています、というか続編と言ってもいいのかな?トニーのキャラ設定は同じだよね。)
 監督ご自身はどこまでれすり〜を意識したのかわかりませんが、コン・リーの役柄の名前(そしてそれは花様年華のマギーの名前でもあったそうだが、覚えてなかった)が
「スー・リー・チャン」だよ! そしてその名前を伝える場面、ちゃんと私たちがそれを意識するように編集されていた気がするんですけど、これ、どう思います??  
 題名の「2046」だって、部屋の番号だって言うけど、私にはれすり〜が永遠に留まっている年齢のように思えてならなかったし。

 平たく言うと、れすり〜を追わないで単なる王家衛監督作品だと思って見たらば、私はトニーに飽きてしまったかも知れない。やっぱりあの独特の間というかその裏に流れる孤独感とか寂寥感とかいうのはれすり〜だからこそ惹きつけられたのだと思う。トニーはそういうことを私に感じさせてくれない、ただのテキトーなオトコに見えるだけ。チャン・ツィイーとの絡みもちっとも色っぽくない。
 その中でキムタクとフェイ・オンはすっごく雰囲気あった。私、キムタクは苦手なタイプの俳優さんだったけど、カーウァイ監督の手に掛かると、こうなるんだぁ と見惚れてしまった。(で、こうなると、れすり〜とキムタクを絡ませたら、どんなに豪華絢爛な感情渦巻く映画になったべか、とまた言わずもがなの独り言・・ ┐(´-`)┌ )あぁ・・( 10月24日)
スウィング・ガール あんた、んなわけないだしょ!!という突っ込みどころ満載のハチャメチャコメディ。そんな調子よく世の中いくわきゃないけど、でも、映画だもん、いいじゃない♪という、実に明るく夢のある日本映画ざんした。 基本がスイングジャズですからね、だ〜い好きのノリノリなんですよ。席の上で踊っていました>私。
連休最後の夜のレートショーなのに、何故かお客さんがいっぱい!なんでだべ、と思ったら、ロケ地が山形県米沢だったんですね。方言なんて、丸分かりだわよ♪この映画館は山形県ですもん、こりゃ地元の人が集まるのも当然だわさ。(そのワリに秋田県は男鹿でロケした「釣りバカ」を見に行かない私たちヾ(^^ゞ)
こんな楽しい気分で帰り道についたのも、久しぶりかも。( 9月20日)
ヴァン・ヘルシング いんやぁすんごいCG! 衣装!アクション!もうド派手で、金も体力もいくら掛かったべ、と思わせる、超豪華絢爛なオチャラケ映画でした。登場人物は、ジキル博士とハイド氏、ウルフマンさん、ドラキュラ伯爵、フランケンシュタイン君、その他大勢様。モンスターの殺し屋ヴァン・ヘルシングさんの活躍のお話でしたが、とにかくセット(なんてチャラな言葉では治まらない)もスンバらしいし、空を飛び回るドラキュラの奥様方の優美な気持ちの悪さ!それに内容的にはすごく重いのに、ひたすら軽い会話で通していまう全編。(これで救われた感も確かにあるのだが)荒唐無稽なストーリーは某高橋克彦氏のSFそっくりで、「これでもいいのかよ〜 こんなに金掛けて、こんなストーリーでじほんとにいいのか?」というような、まったく心になんの屈託も残さない、大変娯楽的な作品でした。いや、褒めているんです。豪華なのに軽い、っていうのはそれはそれで貴重だと思いますので。( 9月9日)
リディック たまたま時間ができたので行っただけという消極的なノリでしたが、最初から最後まで「すんげぇすんげぇ」のオンパレード。SFファンタジーとかスペースオペラのジャンルだと思うけど、こりゃ格闘技の映画かな?と思ったほど。圧倒的な力を持つ独裁戦隊ネクロモンガーと生きるためにはな〜〜〜んでもやっちゃう、超パワーのリディックの戦かい、ってことになるんだろうけど、そこには正義がどうの、善悪がどうのっていう押し付けがましさがなくて、もうがむしゃらに前に進むだけ、これはいっそ気持ちがよいよ。
 SFファンタジーとなればCGもたいしたもんだし、キャラたちの衣装からいろんな惑星の設定やら、その辺も見ごたえがありました。(お金、掛かったでしょうね)
  あとで見たらばけっこうな話題作で、おまけに前作もあったのだとか。あら、そうだったの??じゃ、続編もできるってことかしら、ってなもんです。
 チラとアンディフグさんを思い出して、もしお元気だったら、このヴィン・ディーゼルのような役者さんになっていたのかしら・・と切なくなりました・・(8月17日)
世界の中心で
   愛をさけぶ
 
話題になっていたのは知っていたけど、はっきり言って映画館にまで行って、辛い気持ちを感じてくるのはたくさんだ、と思っていました。つれあいが行こうっていうので、ティッシュを山ほど持って席に着いたのですが・・・ ま、泣くしかないですね(-"-;)
 愛した人の死を引きずるのが軟弱だとか、忘れてしまうことが薄情だとか、周りの人間には決められない。残された者たち一人一人が自分の心と戦って決めることだから。
(ああ、辛い。だからイヤだったんだ。でも実によく泣いたよ。そしてあっという間の2時間半!)
 亜紀がもうひとつイメージと違ったかな、ということ、朔太郎の高校時代と青年時代が実に違和感なく繫がる(笑えるくらい)。写真館のおじさんの存在感の大きさ、そして、リツコの難しい役どころを柴崎コウが好演ですね!あれは実に掴みにくい役だと思うんだけど、少ない出番なのに、重かったなぁ それに、ほんの一言のエキストラ程度の訳に、田中美里さんとか木内みどりさんとか天海裕希さんとか出てるんですねぇ みんな原作に嵌って手を上げたのかな??と思ってしまったよ。 ( 8月2日)
スパイダーマン2
 
おんや??前作ほど脳天気じゃないぞ??スパイダーマンと自分の個性の狭間で悩み、一時はスパイダーマンを廃業までしちゃう彼。でも復活したピーターったら、マスクは取るワ、MJは奪い取るワ、結局は身近なところにますますテキを作ってしまう結果になってぇ〜〜 だけど、その反応に嬉しかったのもほんと。本気で真実を生きていたら、みんな賛同してくれるわよね!でもでもでも、なんでMJ、お品がないのでざましょ。ヒロインなんざますからもう少し我らオバサンにも魅力的に映ってもらいたんもんダス。( 7月27日)
ハリーポッター・
 アズガバンの囚人
映画は3作目でしたね。ハリー ロン ハーマイオニーのオトナになったこと!!
でもオバサンはそんなことは見ていない。(おじさん←つまり亭主はそのことにいたく感動していたようだが)監督が変わった・・そうですね。メンバーは同じでも意外と雰囲気は違いました。亭主はその変わり方に首を傾げていましたが、私は立場の違う者たちの友情(ある意味愛情でもあり(^。^;))を強く感じて、そのワリにハリーを取り巻く重たい宿命みたいなものを以前よりは感じなくてもよくて、覚悟していたより楽に見ました。ゲーリーオールドマン、好きなんですよ_(^^;)ゞ 次回作でも活躍しそうですよね。すべて次回作のための布石のような感もありましたが、ハリーの両親への想いに、実は最後ぼろ泣きしたことも告白しておきましょう。( 7月5日)
ディ アフター トゥモロー 温暖化により海流の変化で北半球が氷河期になる、という天変地異の中での人間の映画でしたが、私は面白かった!人間同士、心同士の戦いではない、ってのが見ていてとても楽、軽い。(と言ったら怒られるだろうけど(;^ω^A )家族の絆も充分分かりましたし(はいはい、って感じ)インディペンデエンスディ(と、同じ監督だったのでは?思い違いかな?)と違って若い恋人たちって設定がとっても未来的だし、何よりマンハッタンを襲う津波にはもう、どわわわ〜〜と驚いたし、(この映像はすっごいね!)そのワリに、犠牲者の苦しい描写などはまったくないし。全編、あっけらかん、CGのすごさに感動していればよかったし、最後はちょびっと「おお!やったじゃん!」と思ったし。でも日本の描写とか、主役だけの強靭さには、ちと突っ込みも入れたいけどね(*"."*)( 6月9日)
ホーンテッドマンション いかにもディズニーらしい、勧善懲悪ハッピーエンド、よかったよかったの世界だした。
子供たちはかくありき、という勇気と希望に満ちた、家族愛たっぷりの、やっぱり
子供向けの映画でした。(当たり前か、ディズニーだもん)
割引なしの平日で、レイトショーの一本前とあってもしや貸し切りか?と思いましたが
もう一組若いカップルがいましたね。
家族と愛と、家がテーマなので、その若いカップルと我々中年のカップルでは、また
受け止め方が違ったでしょうか?(5月19日)
ロードオブザリング
  王の帰還
 (;^_^A また行っちゃいました。ロードのレイトショー。で、2度目のロードはどうだったかというと、やっぱり見入ってしまいました。
一回目は戦わなくてはならない(敵とも自分とも)重さに、ほんとに辛くて大変だったのですが、今回は友情を強く感じましたね。(もともと、それがテーマでもあるし。)
ピピンとメリー、レゴラスとギムリ、ピピンを庇うガンダルフ、アラゴルンとエルロンドの娘婿との微妙な絆(^m^)等など・・・ でもって、何よりえもいわれぬ最大級の友情はサムとフロドに決まってるけど。
 友情ってなんてすごいんだろうって思ってしまう。えっちも(x_x) ☆\(^^;)代償もなしに、信頼だけで繋がり合える相手。心と気持ち。その友人がいるから乗り越えてしまえるたくさんの困難。あぁ、よいよなぁ〜〜〜(O.O)(oo)うるうる・・
 だけどやっぱり重たいよ。目をつぶって通り過ぎるのを待った場面もたくさんありました。(なにせ、一度見てるだけに(;^◇^A )
 それでも、2度目も行ってよかったです。でもって、今回もサムに唐さん、フロドにれすり〜を重ねてしまうのは免れませんでした・・・( ;^^)ヘ.. 「指輪の重荷は背負えなくても、あなたを背負うことは出来る」と意識のないフロドを背負って火山を登るサム、モルドールの火山から救出されて、意識を取り戻したフロドとサムの言葉のない視線の絡み合い、そして、西の国へ旅立った後に残されたフロドからのサムへの手紙・・すっごく深かった。
 アカデミー賞、11部門獲得!当然ですね!!!!私の人生、この映画をリアルタイムで見られてよかった!と、大声で言えます。(*^-^*)V(3,21)
たそがれ清兵衛  秋田の角館と、山形の鶴岡でロケをした、国際的名画をやっとテレビで見ました。ご近所の奥様が映画館で泣きまくった、とおっしゃっていたので、かなり覚悟していたのに・・・ ん?全く泣けてなんかこない、それどころが大笑い!!
 すっごく優しくてストレートな、しみじみと人間的な映画でした。しがらみだらけの下級武士の日常と出世に対する意識、上司や親戚の軽さとタテマエ、まったく現代と重なるわけで、その辺も笑えちゃうんだよなぁ。(家族関係は今よりずっと満つで優しいけれど)
 清々しくて潔い、とても気持ちのいい映画でした。ちっとも辛くなかったよ!(3,5)
ロードオブザリング
  王の帰還
 3時間33分の長い映画のうちもう3時間は泣いていたかも。(;^◇^A   
重くて重くて・・もう、辛くて辛くて・・・(>_<")
使命が重い、戦いが重い、恋が重い、親子関係が重い、体の痛みが重い・・・・  自分の意思よりも義理人情なのね。やらざるを得ない。みんな辛い、だから戦う、だけど戦う・・・・敵と、そして自分との戦い。ほんとに重いのよ・・・ 私もたくさん泣いたけど、役者さん もみんな本気で泣いていましたもの。涙がなくても、涙の跡が顔にたくさん!  
 原作 は難解でした。でもアラゴルンの王への即位とアルウェンとの結婚、何より嬉しかったこの部分が映像では短かったけど、より感情的に表現されていて感激でした。(もうアラゴルンったらぁ、こんな席でここまでぇ〜〜)ってなもん(;^◇^A
 でもフロドのホビット村への帰還後は、映画ではもう少し明るく扱ってくれるのかと思いましたが、基本は原作通りでした。(原作ほど懇切丁寧に辛さを表現してくれなかったことに感謝したいくらい)
ホビット村に帰って、みんなの脚光を浴びて元気になって行くのは三人だけ。(原作ではサムは12人の子持ちになる)
でもフロドはだんだん表に出なくなって、古傷は痛むし、何も知らなかった頃の屈託のない自分に戻るにはあまりも辛い経験をしすぎてしまって、生きてることがもう楽しくないの、毎日・・ もうこの辺は鬱そのもの。
(この辺で、ついにれすり〜が出てきてしまう。ダメダメ!って私の意志が言うのに、心がれすり〜を引っ張りだしてきてしまう・・)
あれだけすごい仕事したのに、一部の人しか知らない。村のみんなは評価しない。一緒の仲間はまた新しい喜びを探し出している。でも自分はもう昔に戻れない、忘れて出直すなんてことはできない、元気を取り戻せない・・
そして最後は村を捨てて西の国に旅立って行く・・(一人きりじゃないけど)
今回もフロドとサムの友情ぶりには、もう泣くしかありませんよ。撮影中も何度泣いたものか、二人の顔にはいつも涙の跡。
この重荷を背負ったフロドの傍にサムが居てくれたことが、どれほど救いになっていたこでしょう。よかった・・フロドの心からの理解者がいてくれて、と、辛いけど、ありがたくてまた泣きました。
そして最後、フロドが西の船に乗るときの二人の別れの場面。
言葉なんてありませんよ。セリフもいりません。あの表情とあのしぐさ、あれがたくさんの感謝や信頼や愛情ややりきれなさや理不尽さ、みんな表現していたと思います。(トールキンさん、なんでもう少し、二人の友情をつづけさせてくれなかったの?)
抱き合う二人、見詰め合う二人、サムの額にキスするフロド、そして二人の涙・・・
フロドが旅たってから、遺書のような手紙をサムが開封します。
(れすり〜と重ねるな、って言ったって無理なのよ。唐さ〜〜〜ん(;>_<;))

生きてるだけで充分に苦しいのに、世界を救う重荷まで背負ったフロド、ほんとによく頑張ったと思 います。そしてそのフロドのために命を掛けて援護してくれた仲間たち、どうもありがとう(偉そうだけど、でもそんな気分なんだもん)

ゴラムの動きも演技していた方だと思われる声優(と思われる)の方が、最初に本人の姿で出られ、そのゴラムと並んでエンドロールで出たことも嬉しかった。ほんとにみんなにとって、どれほど長い旅 だったのだろう、そんなことも感じながら。

 映画が終わった後、気持ちが痺れてしまって、帰りの時間を気にしているにも関わらず、立ち上がれませんでした・・帰りの車の中でも、亭主でさえしばしの無言。 ああ、私はもうしばらくは映画はみなくていいかも。ちょっとやっぱり辛いです・・
( 2.17)
バンジージャンプをする う〜む、非常に精神的であり観念的な作品でありまして・・ 北村薫氏の作品に「リセット」というのがありますが、生まれ変わりを自覚し、またそれを相手がしっかりしっていて、また入れ物の変わった元恋人と恋に落ちる・・って設定なのですが、ややこしいのはこちらは元女性の恋人の魂が自分の教える男子生徒に宿ってしまったこと。彼も元彼女の記憶が蘇ってきたからもう大変。「恋人の死」というのはいかにも韓国的ではありましたが、二人が気持ちを大事に思った時の生き方は・・・けっこ深いです・・ ( 2.10)
ファインディングニモ 50夫婦が雁首そろえて見に行った正月映画は「ニモ」でありました( ;^^)ヘ..
あの映像なら、大きな画面で見なくちゃ〜〜 というわけでね。
海の底は綺麗でしたねぇ 魚たちも魅力的!でもストーリーは??
単純単純また単純・・ さすが子供向け、ってことで英語もまた単純。字幕だからなんとか間が持ちました。同じアニメといっても、やはり千尋のようには行きませんでした・・・・(1.3)
ハッシュ! やっと見ました、ハッシュ!けっこう明るい終わり方でよかった(*^-^*) 高橋和也氏、好演ですね♪GAYのカップルっちゅうのは、ま、しがらみを考えると続けていくのは大変だと思います、実際。に二人には精神的な繋がりの基盤しかないでしょ??入籍は男女ほどは一般的じゃないだろうし、親戚縁者は納得しないだろうし。子供が欲しくてもこれはまた難しい〜〜 それをちゃんと含んでの二人(三人)の関係ってのは、未来が見えるようで嬉しかった。さすがは橋口監督、地に足がついてる感じ。ちゃんと二人の子供、生んでやれよな、片岡氏!(1,3)
猟奇的な彼女 噂の韓国映画をやっと見ました。いやぁ、その彼女の魅力的なこと、スタイルのいいこと!!典型的なラブコメで、でもありがちなはずの最後がまた自分の中で盛り上がっちゃって、涙ボタボタボタ、ほど落ちました。ちゃんとビデオを見たのは、なんと8ヶ月ぶり??やっぱり面白いですね(*^-^*)  (1,1)