HPを作ってから読んだ本です
(’99、7〜12)

(’99、2〜6)                                HOMEへ

返事はいらない 宮部みゆき 短編集だけど、泣きました。終わり方が、優しいんですよ、もう。
一作読み終わる度、余韻があんまり気持ちよくて、また終わりの何ページか読み返しました。これだから、宮部さんもやめられない、って思うんですよ。(99,10,28)
犯人のいない殺人の夜 東野圭吾 これまた、ちょっと重めの短編だ。続けて宮部みゆきの短編読んだら、まるで違和感がなかった。(99,10,26)
殺人現場は空の上 東野圭吾 いおいおい、これは赤川次郎の作品ではないのか??A子とB子のスッチー凸凹コンビなんて、まるでどっかのおじゃ、上チョー(゜゜☆\(--メ)バコッ(99,10,25)
怪談の道 内田康夫 うう〜ん、天然の放射能とはなんぞや?風評とはなんぞや・・女性のほんとの強さってなに?子供にとって親とは?(99,10,26)
透明な遺書 内田康夫 再読。汚職、政治献金、癒着・・・ 答えの出ない問題だけど、ここまで書いちゃっていいのかなと思いつつ、民間と国家権力(!)の戦い、今回はシビアだったぞ!(99,10,24)
黒船屋の女 栗本薫 なんかイメージが乱歩さんのよう・・ でもいつものジェットコースターのような勢いはなくて、しっとりじっとりオドロオドロ、だった。最初のヒロインの描写は、こりゃなんじゃ、この激しさは好感を持ってるのか、とことん嫌ってるのかどっちなんだ、と言う風。最後はちゃんとお約束も入っていたよ。(99,10,21)
猿丸幻視行 井沢元彦 再読。暗号解読は斜めさせていただきました。やっぱ、金魚脳ではついていけませぬ。こういう過去の謎の人物の洗い出し(?)なんてのはゾクゾクするほど面白いけど。(99,10,15)
記憶の中の殺人 内田康夫 これはまた、ずべて光彦の一人称。でも、断然一人称の方が好き。それにしても、浅見探偵はしゃべらない人から話しを聞くのがうまいよな〜〜(99,10,9)
風葬の城 内田康夫 〜〜なんか浅見さんがらしくない、と思ったら、センセが解説で
すべて第3者の目で書いてある、と注訳。でもね、それにしてもせっかちで積極的過ぎるいつもの優しさと爽やかさが足りない気がする光彦さんでした。(99,10,8)
姫島殺人事件 内田康夫 おお!須藤隆!ワルだけど、潔い。かっこ良すぎる・・・ でも、あの顔とはちょっと重ならないぞ。だって、あんなに穏やかそうなんだもの(99,10,4。)
天河伝説殺人事件(上)(下) 内田康夫 再々読くらいだけど、やっぱ、原点だよな〜それに、天河のような深山の森って相性あうし。(99,9,30)
鳥取雛送り殺人事件 内田康夫 噂のプロローグ無しの作品。面白かった。宗教に関してはないも言えないけど、殺人の動機、こんなのもありか、と。戸隠を思いだしたね。(99,9,15)
香港の魔宮殺人事件 吉村達也 氷室は面白かった、タイプかも。(99,9,11)
カリブの海賊殺人事件 吉村達也 初めての作家だけど、朝比奈っていつもこう軽いの?(99,9,10)
津和野殺人事件 内田康夫 これはもう、出生の秘密、本家分家、クリスチャン、場所は津和野・・ロマンティック(!?)な要素がた〜っぷり。すっごくおもしろかった。社会派と言われるものより肌に合うのは、単純思考のオバカさんだからって言わないでね。(99,9,8)
首の女殺人事件 内田康夫 再読。高村光太郎の妻にならなければ智恵子はもっと幸福だたろうという文に、愛が人を縛ることもあるんだ、ってなんだか頭を殴られた気分。たとえば、すっごく好きなミュージシャンなんかと結婚して相思相愛でも、辛いこと多そうだっては思ったものだし。
どんな状況でも自分を失わずにいれる強さと、相手にそれを認めてもらえる寛容さが欲しい。(99,9,4)
鏡の女 内田康夫 再読。最初に読んだとき、鏡の自殺防止に唖然としたことを覚えている。(99,9,2)
天空の蜂 東野圭吾 私にはダメかも・・・ 原発、自衛隊のヘリ、パソコン、防衛庁、警察・・・・ うっ、頭が・・(99,8,30)
空飛ぶ馬 北村薫 ・・女子大生と落語家さんの、日常のできごとの謎解き。面白かった。ゆったりしたテンポで温かな人間性が描かれている。一番印象深かったのは「赤頭巾」哀しい人間関係だけど、とても共感できるものがあった・・99,8,24)
死者の木霊 死者の木霊 ずっと読みたくてでもみつからなった一冊だった。
面白かった・・・若い竹村刑事、万事に秀でた岡部警部、不正を憎む執念と、ひたむきで真摯な思いが報われて良かった(T_T)
 で、ふと感じたことは「陽子」って、センセの奥様のことじゃないのかしら・・(99,8,21)
札幌殺人事件(上、下) 内田康夫 うう〜ん、力が入っていました。社会派小説ではあったけど、
はちまんほど重くはなくて、ロマンチックでもありましたね。でも、今回ヒロインは??(99,8,18)
回廊亭殺人事件 東野圭吾 けっこうきつい。みなさんが全部の作品のイメージがバラバラ
とおっしゃってるけど、ほんとにそう。この本はきつめだった。トリックというか人間関係の意外さはいかにもだけど・・(99,8,14)
浅見光彦殺人事件 内田康夫 再読だから、安心して「違う」と感じることができた。センセもぎりぎり微妙で、でも絶対に違うというニュアンス、上手だよな〜(99,8,10)
宿命 東野圭吾 おいおい、ラストはなんだよ、出来過ぎだよ、泣かせるぜ・・・ エンディングは、ラストに惹かれて3回も読んでしまった・・(99,8,4)
終幕のないフィナーレ 内田康夫 センセ、やるじゃない。私は怒らないよ。こんな例外も大好きだ。浅見も作風も全然らしくないけど、オアソビでここまでやっちゃう・・・(99,8,1)
怪しい人々 東野圭吾 短編だけど、面白い!!特に「死んだら働けない」!!あまりにも身につまされて大笑いしてしまった。ごめん、殺人事件なのに(99,7,29)
色彩の息子 山田詠美 大好きなキッズものかと思ったら、そうでなくけっこう重めの短編集だった。でも、劣等感、優越感の作品を書かせたら、超逸品だね、この人は!(99,7,27)
ショートショートの広場 星新一編 シロウトさんの作品群。でも、さすがは高倍率で選ばれただけはある。斬新で驚きばかりの短編集だった。(99,7,21)
小樽殺人事件 内田康夫 う〜ん、悲しすぎる結末だなぁ・・ 幸せな人、出てこない・・(99,7,10)