HPを作ってから読んだ本です
(’99、2〜6)

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とかげ 吉本ばなな 再々読くらい。いつ読んでも切なくて頭痛が移ったような、微熱があるような、けだるい人恋しさと孤独感。好きです。(99,6,30)
オレの愛するアタシ 筒井広志 ちゃめちゃSF。文体に慣れていないため、ちと読みにくかったが
ありがちな内容でも、かわいらしい。(99,6,28)
スイートホームズ探偵 筒井康隆 シナリオになってる。いかにも、だけど、わかるわかる(99,6,26)
夏泊岬殺人事件 内田康夫 今回はおなじみの方は一人も登場せず。でも雅楽と3億円事件ってものすごいミスマッチをくっつけてしまうセンセって・・(99,6,24)
若狭殺人事件 内田康夫 あれれ?なんだか入り込めないぞ。浅見さんの事件なのに。どこか気にいらないんだろう(99,6,16)
北国街道殺人事件 内田康夫 竹村警部、いい味だしてるよね〜〜 一茶、良寛の解釈もまたまた斬新で。でも、一度読んだ記憶が蘇りました。(99,6,12)
翔んでる警視正平成編 胡桃沢耕史 あんまり動かない岩崎白昼夢警視正、秋田の湯沢に来ていました!それに乃木さんも原田さんもみんな結婚していたわ〜(99,6,5)
日光殺人事件 内田康夫 最初はセンセが短歌を作られたんだと思って、才能にびっくり!
でも違いました(^^;)も一つ驚いたのは犯人の本籍が由利郡矢島町・・ 土地勘あります(^^;)(99,6,4)
信濃の国殺人事件 内田康夫 やっぱりセンセの作品は好きだな。ひたむきさの中にも上質の
人間性・・ ますます惹かれるね・・(99,6,1)
私の骨 高橋克彦 ホラーが面白いなんてこの人くらいだよ。それに盛岡在住の高橋さんの小説は東北の地理や歴史が満載なので、そんな楽しみもあります。(99,5,28)
北の夕鶴2/3の殺人 島田荘司 噂の吉敷さんを読んで見ました。一言にミステリーというジャンルでくくられてもこれほど違うものかね、内田作品などとは・・ と思ってしまいました。精神、肉体、ぎりぎりの極みを書かれてるというか、トリックも大胆だけど、登場人物の心情も激しい。女流作家や内田作品に慣れた私には、きついな、っていうのが正直なところ、です。(99,5,24)
五体不満足 乙武洋匡 噂に違わず面白かった!まずは親、そして友人・・ 人は心さ、そしてそこから始まるんだね。子供に読んでもらいたい、と書かれていましたが、親になろうとする方こそ、読まれた方がいいと、思った。りっぱな育児書です。(99,5,19)
明日香の皇子 内田康夫 あれれぇ、面白いけど、イメージが違うぅ・・ 主人公は強くて超能力があるような、特別な人間だぞ。あれれれれぇぇ?(99,5,17)
少女像は泣かなかった 内田康夫 ああ、千晶ちゃん、かわいい、健気・・ これからも頑張って河内さんと推理するのよっ!おばさん応援してるからねっ!(99,5,16)
若さま卍変化 颯手達治 中古やさんで100円ではあったがちっと前までは絶対に時代物なんか・・ま、そこそこは面白かったよ。でも、もっとジーンとくる忠義心とか欲しかったよね。なんか裏切り者ばっかりで。途中で筋は読めたし・・(99,5,15)
ナイルに死す アガサクリスリティ 面白かったよ。ロマンティックで登場人物が際だってて。女流作家のこんな人間描写が好きだな〜と思いました。(99,5,4)
夢ごころ 連城三紀彦 う〜ん、とっても好きな作家の独りであるが、こんなに暗い文体だったか?(99,4,27)
ダブルダブル エラリークィーン なんか、反則っぽい。何度もコイツが犯人じゃないかと思わせ、それを否定し、やっぱりそうだったか、なんて。(99,4,29)
軽井沢の霧の中で 内田康夫 あれれれ、センセったらこんな短編も書かれるんだ。ふ〜ん、こういうのが婦人公論好み?でもこれじゃ浅見ちゃんは絶対に出て来れないな(99,4,19)
深夜のヒマ人 田辺聖子 〜明日と言う日がないじゃなし・・ そういうこと、そういうこ(99,4,16) 
はやぶさ新八郎御用帳9 平岩弓枝 いっつも新八郎を読む時、テニスの松岡修造を想像しちゃう。(99,4,10) 
七つの時計 アガサクリスリティ 彼女の小説はみんな好きだけど、登場人物の名前がね・・
似たような発音とフルネームと相性がごっちゃごちゃ。四分の三まで誰が誰か、理解できなくて・・(99,4,5)
はちまん(下) 内田康夫 う〜ん、最後はこうきたか。でもなんか釈然としないなぁ。殺された方、手を下した人だけ捕まっても、示唆した元凶は闇の中・・ 遺族も納得できないと思うよ。(99,4,4,)
はちまん(上) 内田康夫 うわー 難しい。政治、戦争、宗教・・ みんな浅見光彦が苦手とするジャンルじゃありませんか!地元がどうのと、呑気に読んじゃいられないや・・(99,4,3) 
日蓮伝説殺人事件(下) 内田康夫 あれれ、センセは甲府があまりお好きじゃなかったのかな?
それとも、肯定的な内容を私がうまく読みとれなかったのかな・・(99,4,1)
日蓮伝説殺人事件(上) 内田康夫 わかった、浅見のおもしろさは黙秘する関係者を言葉と心で話させてしまうこと。このかけひきは逸品だよな。(99.3.31)
「横山大観」殺人事件 内田康夫 岡部警部ものだった。才能や想いだけではどうにもならないのかな、現実社会って。(99,3,29)
皇女の霊柩 内田康夫 センセの作品は70作目くらいかな。まだまだ髪振り乱して読むぞ〜〜  これは歴史モノ、雰囲気があります。(99,3,28)
初ものがたり 宮部みゆき あれ?霊感少女お初の話しじゃないんだ。茂七親分柩の捕り物でした。でもハードカバー読み終わっても、謎がそのままだよ、おいおい続きはなんて本だ?(99,3,27)
 

謀殺の四国ルート

 

西村京太郎 西村さんの小説は新聞を読んでるみたい。感情移入も必要ないし、
殺人も実に事務的に行われる。だから重い小説の後は楽でいいんだ。すぐに読めるし。特にこの本は
短編だったのであっけなく殺人が行われてもそれほど悔やみもしない。けっこう好きで読んでるよ。(99,3,23)
クロスファイヤー(下) 宮部みゆき 結局はこういう結末しかなかったのかな。
登場人物の幸福を願いながら読み進んだけど、残念でもあった(99,3,21)
クロスファイヤー(上) 宮部みゆき おいおい、これ辛いよ。人にない能力を持ち、何故こんなに苦しまなくちゃならないの?ないんじゃなくて、あるんだよ?(99,3,20)
緋文字 エラリー クイーン え?これがクイーン?殺人は?謎解きは?っとけっこうしんどい
小説ではあった。なにせあまりのくどさに亭主をずいぶん前に疑いながら読んじゃったからな。(99,3,16)
幻色江戸ごよみ 宮部みゆき ひたむきな庶民の生活が痛いくらい・・ でも私は少年が主役の現代小説の方が好き。「ステップファザーステップ」とか「我らが隣人の犯罪」とか(99,3,15)
恋愛博物館 小松左京 再読→小松センセの博学にはいつも脱帽。この本はやっぱ熟年が
読むべき。思い当たり過ぎて大笑い。(99,3,13)
安全のカード 星新一 再々再読くらい。もう星さんの新しいショートショートに会えないと思うと寂しいよ・・(99,3,10)
淋しい狩人 宮部みゆき 少年とおじいちゃんの近くて遠くて何とも言えない関係。そこを通り過ぎる寂しい人達・・楽しいけど切ないよ・・(99,3,8)
デキゴトロジー2 朝日新聞社刊 ほんとにほんとだって言うからほんとなんだろうけど、ねぇ〜〜(99,3,6)
我らが隣人の犯罪 宮部みゆき 泣けた・・・ 特にサボテンで作ったテキーラには。(99,3,5)
詩を贈ろうとすることは 谷川俊太郎 再々読。この人が私には一番の詩人なのです。(99,3,3)
伊集院大介の冒険 栗本薫 この伊集院という人もよくわからん。そんな不思議な彼の若い頃が少し覗けます。(99,3,1)
心とろかすような 宮部みゆき 実はとろけなかったりする。でも面白いよ、とっても。(99,2,28)
天狗風 宮部みゆき 宮部さんの時代物サイコ(?)若いお初だけど、健気に頑張るところは宮部さんらしい(99,2,25)
地下街の雨 宮部みゆき 読んでいるとどうしてか連城三紀彦氏の作品を思い出してしまう。何故?(99,2,20)
とりのこされて 宮部みゆき けっこう暗めの短編も多いのよねぇ、でもその中に小さな優しさがあったりして、ちょっとだけ泣けそう。(99,2,15)
かまいたち 宮部みゆき 視力の弱い人用の大きな字で上下2冊になっています。宮部さんの時代物をご老人の方も楽しまれますね。(99,2,10)