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  成り行きというものは恐ろしいもので、去年の今頃はPCのパの字もしらなかった私が
  ホームページだって!!
  人生は決して新人じゃないが、ことPC操作は超弩級のドシロウト。
  それでもめげずにHPを続ける根性は、もしかしって世間の励ましになるかも。
  「あんな人でもできるんだ」ってね!

                                               4月の日記も見る。

3/31

 長男が仙台に帰って行った。農作業は誰が手伝うんだ!?(オイオイ、お前だろ)
会社は期末の棚卸しで2時間も早く出勤したし、10年度が終わろうとしてるのがひしひしと伝わるよ。
 おととい正式に「浅見光彦倶楽部」の会員になったぞ。さっそくカードを会社の内田ファンの友人に
見せびらかす。でも、軽井沢は遠すぎるな。いつかは行けるのかな・・
(内田康夫「日蓮伝説殺人事件(上)」わかった、浅見のおもしろさは黙秘する関係者を
言葉と心で話させてしまうこと。このかけひきは逸品だよな。)

 3/29

 朝起きたら雪が積もっててアイスバーンだった。タイヤは真冬用スタッドレスから夏用5年モノ
スタッドレスに換えていたが、大丈夫だった。普通タイヤの人は命がけだったそうです。
(・「ディープ インパクト」そう言えば映画は面白かったけど、津波はありゃウソだ、あんなに
甘くない、と言った気象予報士の話、前にラジオで聴いたな。あの幼い夫婦が一番泣けたよ
ひたむきで。ま、彗星と飛び散った宇宙飛行士も偉いが。→ちょっとだけ、小松左京の
「さよならジュピター」を思い出してた。・内田康夫「「横山大観」殺人事件」岡部警部ものだった。
才能や想いだけではどうにもならないのかな、現実社会って。)

 3/28

 吹雪だった・・ これだもの。極端な天気だよな〜 おとといには20度もあったんだよ。
裏山が水墨画のように霞んでいる。育苗用のハウスにも雪が積もって、重たそうだ。
昔からこうだったんだろうかと考える。一日違いで10度以上も気温に違いがあるなんて。
でもあんまり思い出せないな。大きなつららや、畦道のタンポポは脳裏に蘇るけど。
(内田康夫「皇女の霊柩」 センセの作品は70作目くらいかな。まだまだ髪振り乱して
読むぞ〜〜)

 3/27

 子供2の県立大学の入学案内が届いた。ちゃんと父兄宛のもあって「・・・ご参加下さい」
ふ〜ん、と妙に感心。大学になると父兄なんて金を払うだけの存在になるんだと思ってたんだよ。
もしかして父兄参観日もある??(しかし、「父兄」である、「父母」ではないんだ。さすがに県立、
と思ってしまったことである。
(宮部みゆき「初ものがたり」あれ?霊感少女お初の話しじゃないんだ。茂七親分柩の捕り物でした。
でもハードカバー読み終わっても、謎がそのままだよ、おいおい続きはなんて本だ?)

 3/25

 定休日ではあったが、午前中は思い切り農民してしまった。でも子供1(20歳)子供2(18歳)
夫(45歳)と共に行う農作業は腰痛くても嬉しい。男であればまた体力も私の比ではないしね。
こんな瞬間はこれで終わりかな、と思いながらの仕事だから余計に嬉しいんだろう。
生きてくことの幸せってこんなことだと分かってるけど、ずいぶんと曖昧で脆くて不確実なものだな。
ま、いいさ、明日は明日の風が吹くんだから。

 3/24

 長男もけっこうビデオが好きなモノで、次男を巻き込み「ムトウ踊るマハラジャ」を観た。
確かに元気のある映画ではある。しかししばし「・・・レンジャー」もの(子供向け、変身勧善懲悪ドラマ)
を思い出したのは私だけか・・ 大昔、大好きなダニエル ディ ルイスの相手役のパキスタン人の
役者さんに敵愾心を持ってから、(「マイ ビューティフル ランドレッド」)どうもインド系の方は
肌に合わない。ほんとにほんとに個人的な好みなのだが。
でもま、途中から酒が回ってきたんで、けっこうキャーキャーいいながら観てました。

 3/23

 なんだか胡散臭い天気が続いてるな〜 昨日なんて瞬間最大風速が35メートル!
育苗用のハウスが飛ばされるかと思って、冷や冷やしたよ。今日も雪はちらつくし、
寒いったらありゃしない。
 仕事から帰って子供1,2と隣の隣町まで出かけた。(レンタル屋に行くのに、オオゴトである。)
で、車の運転を1に任せたのだが、なにしろペーパー、数えるほどしか運転してない、怖いのである。
目的地に着き「帰りは私が運転するか?」と尋ねると1は「どっちでもいいよ。」
そこに助手席の2が口を出してきた。「俺はヤダ。」「何が?」と尋ねる私に「兄ちゃんの運転。」
もちろん、私が運転してきたよ。頑張れ自動車学校生!
(西村京太郎「謀殺の四国ルート」 西村さんの小説は新聞を読んでるみたい。感情移入も必要ないし、
殺人も実に事務的に行われる。だから重い小説の後は楽でいいんだ。すぐに読めるし。特にこの本は
短編だったのであっけなく殺人が行われてもそれほど悔やみもしない。けっこう好きで読んでるよ。)

 3/21

 長男がいきなり帰ってきた。春休みの後半を実家の農作業でバイトしながらジジババ孝行だ。
オヤジはどっかで酒飲んでるんで、かわいい息子が帰ってきたのをまだ知らない。
ほんと、ウチの亭主は息子どもがかわいくてかわいくてしょうがないようだ。これで、娘でも
居た日にはとてもウチから出したり出来なかったんじゃないかと思うくらい。
私も、子供たちの労働力には感謝してる。子供が育つ過程では、我が家が自営でどれだけ
育てやすかったかとも思う。目の前で働く両親、祖父母は説得力があるからね。
もう子育ても後半だけれど、考えてみると子供によって育てられた「親育て」だったかも。
(宮部みゆき「クロスファイヤー」下→結局はこういう結末しかなかったのかな。
登場人物の幸福を願いながら読み進んだけど、残念でもあった。)

 3/20

 パートの世界もシビアであります。配置転換があってウチに現場に8人のパートさんがやってきました。
それでも、仕事にも人にも馴れた今日この頃、プライベートな話しもポツポツします。
で、ある日お互いの子供のことを話してて「上の子が30歳、下は22歳」と新しい彼女。
「ずいぶん年が離れてるんですね。」と私。「そ、ちょっとワケアリで。」「あら、そうですか。」
(たぶん2人目が出来ずに病院に通った、などという答えを想像しながら)「お父さんが違うとか」
ほんのジョークで言った私に、「そうなのよ、上のが生まれて離婚して、5つ下の今の亭主と
結婚したから離れてるの」
 私、ちょっとあせりました。どなたか、教えて下さいよ〜そういうこと。
なにしろ今日も、「お嬢さん、お姑さんいらっしゃるのに、よくそんなにご実家に来られますね。」
と、ほんの行きがかりの会話だったのに、「それが、向こうの家で揉めてね、一年くらい前から
家を出てアパートで暮らしてるんだもの。」あっけらかんとおっしゃる。
なら、姑と折り合いの悪い話しを進行形で言わないでくださいよ〜 ずーっとそう思ってたんですから。
 私、嫁生活22年になります。 
(宮部みゆき「クロスファイヤー」上、オイオイ、これ、辛いよ)

 3/19

 定休日であった故、少年とアパートへの引っ越しを始めた。車で1時間半、100キロ足らずでは
あるが、田舎道専門の運転手としては初めての道で且つ2車線以上の国道というのは出発前から
かなりの緊張であった。夢まで見る始末。それでも迷いもせず
(あったりまえじゃ。配偶者の運転で2度も行ってる)時間通りにつきました。
 部屋は新築のピカピカ。ちょっと狭いとはいえ、ここから始まる大学生活。ああ、いいなぁ〜
「な、4年間だけ替わらないか?あんたがシュフするの。」「別にいいよ。」
いいと言われても、替わりたくても、嗚呼。
せいぜい有意義な大学生活を送っておくれ、それで充分じゃ。

 3/18

 ゆうべ近所の友人から香港の俳優が自殺未遂したってホント??っていうメールが来た。
え?そんな!とドキドキしながらそのへんのネットを見てみたがなんにもない。テレビもアムロちゃんの
お母さんのことばかり。
もう不安で泣きそうになって大好きな香港明星のHPを作ってる知人にメールして真偽のほどを尋ねた。
ちゃんとお返事がきましたよ。正解(?)は別の俳優がお腹を壊して夜中に病院に行っただけのこと。
どうしてそれがそんな噂になってしまうんでしょうね!?
ま、トニーが元気でよかったけど。

 3/17

 我が家の少年は今自動車学校に通っている。今年は就職の決定が遅かったので、車校も
後半戦に集中し今でも混みまくりであるらしい。昨日は時間を間違えて午後一時に一度行ったら
友達のアスカ君がキャセル待ちをしていた。で、本時間の6時半に行ったらまだいる。
「ずーっといたのか?」「うん、昨日もいた」「で、乗った?」「んんん、一度も乗ってない」
ちなみにウチの少年は春休み中は無理なんで、残りは大学の夏休みに取るつもりらしい。
「アスカ君も無理じゃないの、夏休みに帰って来てとればいいのに。」と私が言うと
「アイツ車で学校に通うんだもん。もう車も買ったんだ、60万だって。」
あっちゃ〜 そうきたのか〜
でも若葉で大学まで通うのは大変だよ〜 ご両親、心配で躯こわしちゃわないかしらん。
そういう心配をしてあげるお友達の母でした。

 3/16

 体調がよくない。いつものことなので馴れちゃいるけどね。どれくらいで調子が戻るかも
わかってるし。でも、薬を飲んでる手前酒は控えないと・・ →これが辛いんだよ。
週に一度の肝休日なんてとんでもない、薬のない日はひたすら日本酒。
どうなのかぁ、こんな暮らし、量が問題なのかなぁ・・
(エラリー クイーン「緋文字」え?これがクイーン?殺人は?謎解きは?っとけっこうしんどい
小説ではあった。なにせあまりのくどさに亭主をずいぶん前に疑いながら読んじゃったからな。)

 3/15

 今朝亭主が「チョコ、200円?」と聞いたが、一瞬なんのことかわからなかった。「??」
おもむろに財布をとりだして「ほら」とくれたのが100円玉4個。ますます「・・???」
「倍返しだろ。」
・・え〜 もしかして、 これがホワイトディーか?? わ、ムカツク〜〜
「じゃ、返せよ」「もらったモン、誰が返すか!」
私たち、とっても仲のいい夫婦です。
(宮部みゆき「幻色江戸ごよみ」ひたむきな庶民の生活が痛いくらい・・ でも私は
少年が主役の現代小説の方が好き。「ステップファザーステップ」とか「我らが隣人の犯罪」とか)

 3/14
 オイオイオイ、今日は14日じゃないか。日付を書いて初めて気づいた。
そりゃバレンタインディーも子供と亭主と舅だけにしかあげないけど、本日は皆無、というのも
らしいやな。
テレビで淀川長治さんのことを見ながら、映画のことよりも家族のことを考えてしまいました。

 3/13

 公休出勤だからね、いつもと違う仕事で疲れた・・
私たち連続操業の形態は「5日出勤2日休み5日出勤2日休み5日出勤1日休み」の繰り返し。
3週間に一日ずつ休日の曜日がずれ、5ヶ月くらいで一回り。4人一組で3人出勤ね。
今月は稼働日が24日。日雇いパートには稼働日数が即給料だからね、ありがたいこってすよ、
土日も祝日も仕事でいいっす。
(小松左京「恋愛博物館」再読→小松センセの博学にはいつも脱帽。この本はやっぱ熟年が
読むべき。思い当たり過ぎて大笑い。)

 3/12

 定休日ではあったが何をしたのかいな?
子供を歯医者に連れてって、配偶者のお友達にホワイトディーのクッキーなどを配って
友人の仕事場(本屋)で立ち長話してちょこっと買い物して、CDと本の中古屋さんに行ったら
そこではまってしまった、〜いつもだけど。100円の文庫7冊と半額の文庫3冊買った。(ウキウキ)
今、読みかけの本が4冊くらい。小松左京、宮部みゆき、内田康夫・・自分でもよくこんがらないと
思うよ。もしかして、活チュウ?? 

 3/10

 キャー レスリーが日本に来てる!!ああ、こんな田舎もんじゃなきゃ、会社さぼっても
逢いに行ったのに!!LOVE LOVE哥哥! りんりんさんはサイン貰えたかしら・・
 さて今年は統一地方選挙の年。不肖私めも義姉の絡みで運動させて戴いております。
大変ですよね〜(と、そのわりに部外者根性ですが)一票が重く感じまする。
(星新一「安全のカード」再々再読くらい?もう星さんの新作には逢えないんだと思うと淋しい)

 3/9

  本日3月9日は公立高校の入学試験でありました。
我が家は終わったとは言え、義姉2人と義妹の子供たち3人が受験致しました。
みな受かってくれるとは思いますが、結果が出るまでは不安なんですぅ。
で、ウチの第2王子は今、自動車学校に行っている。今年は就職内定が遅かったため
この時期でも混みまくりらしい。この分だと大学入学前には取れそうもない。
本人がいたって呑気なのが、羨ましいというか、ムカツクというか・・
(宮部みゆき「淋しい狩人」→宮部さんのキッズもの、大好きだよ)

 3/8

 今日は吹雪の一日、おまけに震度の地震があった。
私と配偶者の部屋はいつもはこたつだけなのだけど、ストーブを付けた。
炎をみてると、矢も立てもたまらなくなり、日本酒を燗してしまった!!
あだだの部屋には紙パックの一升酒(?)が3本もある、手元にあるということは・・
ハーッハッハ、酒はいいのう、酔わなきゃ、酒じゃねぇ・・
(朝日新聞社刊「デキゴトロジー2」→中古本屋&CD屋はありがてぇ)

 3/7

 ただ今〜 ああ疲れた。景気のいい話しなんて全然きかないのに、どうしてこう忙しいだかね。
ところで、私の工場にはお風呂場がある。けっこう大きくて、自動給湯なので帰りがけに入ってくる。
(なにしろ、夏場は45度くらい、平気でなっちゃう現場なので)そこで一緒になるパートに人は
係りが違うもんでけっこう話しが弾むんだ。(いわゆる裸のつき合い、いわゆる浮き世風呂)
昨日は臓器移植とドナーカードの話し、今日は第2時世界大戦後のアジアに於ける日本の立場
なんかを語ってしまった。(但し、ピントはずれてるかも)
むろん、互いの現場の人の噂話もよくします。けっこうな情報源だったりします、オバチャンの集団。
(宮部みゆき「我らが隣人の犯罪」→泣けた・・ 特にサボテンのテキーラ)

 3/5

 本日は定休日。明日は土曜日だけど、私には日曜でおまけに公休出勤でありまする。
で、午前中は天気も良かったので(めったにないことに)ゴミを焼いた。
田舎だから各集落にゴミ焼却場がある。でもダイオキシン問題でもうすぐ取り壊してしまうんだそうな。
マスクをして帽子を被って完全防備でゴミを焼く、黒い煙を見ながら。
でも、次から次から村の人がゴミ持って焼きにくるよ、田舎じゃ、ゴミは自分で始末するもんなんだ。
これを今度から全部役場で回収するんじゃ、今までの人員じゃ足りないだろうな、施設も大規模に
変えなきゃいけないんじゃないだろうか・・ なんて思いながらだ。
でも、ポリカーボネイトの食器もそうだし、ダイオキシンも添加物もそう。見えないからって
ごまかすわけにはいかないよね。これから産まれる子供たちを私たちのせいで不幸にはできないさ。
(谷川俊太郎「詩を贈ろうとすることは」→再々読)

 3/3

 かぅわぁいいおぼっちゃま(!?)の高校卒業式だった。
おぼっちゃまは、なんと、答辞を読み上げた。そして答辞の最後の最後に
「ほんとにありがとうございましたぁ!」と絶叫したのであった。
目の前の校長は、涙を抑えるのに必死だったそうである。

 思えばこの子が・・なんて言い出したら日が暮れるが、去年は「子供の七光り」(!)
で思いがけず高校関係のいろんな行事に参加させてもらったな。
最初はすごく億劫だったけど、けっこう面白くて、いろんな発見があった。
感謝するよ、MY BOY.
(栗本薫「伊集院大介の冒険」)

 3/1

  会社で、人事異動の発表。我が身には何の関係もないパートだが、社員の皆様は
悲喜こもごもであろう。
人間が先が仕事が先か、時々考えてしまうね。家族を持って責任はあるけど、仕事によって
人間性が否定されるんじゃ、なんのための人生だろう、とか。
ま、どっちにしろ、パートのオバチャンは強いよ。上司も亭主も、顎で使える。昇進も関係ないしね。
でも、仕事もするぞ〜 
(宮部みゆき「心とろかすような」)

 2/28

  え?今日で今月も終わり? 3月を目の前に猛吹雪の一日だった。
近くのスーパーが月一の7%引きなんで、息子に持たせる日用品を買いまくったら、
思いがけない金額になってしまった・・・
それでも電化製品がまだ。炊飯器、冷蔵庫、テレビ・・ 懐も猛吹雪だ。
(宮部みゆき「天狗風」→ 最近宮部みゆきづいてるな〜)

   2/27

  今日は定休日。家からあんまり動かず、パソコンで遊んでいた。
 アップロードはだいぶうまくなったけど、やっぱり画像の張り付けとかうまくいかな〜い。

 てなこと言ってる暇ないだろ! 子供ももうすぐ引っ越しなのに。
 ハイハイ、と、自分に返事をしておこう。
 (宮部みゆき「とりのこされて」「地下街の雨」)

   2/26

  今日、地震があった!我が町は震度4!
 ドンという大きな音と、その直後の停電、工場内のモーター音の消滅、
 一瞬何が起こったかわからなかった。
 そのあと壁の時計が落ち、ガシャンというガラスの砕け散る音で、
 床が揺れていることに気づいた。
 みんなで慌てて外に出ると、また大きな揺れが来た!
 あ〜 怖かった。
  家に帰ったら、鉢がひっくり返って畳が土まみれ。
 あとは人形ケースのガラスが壊れてた。
 隣町は、水道が止まったり、道路が陥没したり、ブロック塀が落ちたり
 いろいろあったみたい。でもとにかく、けが人がでなくてよかった。
 (宮部みゆき「かまいたち」)