7月27日(日)
朝からピーカンで暑いです。イメージとしては、仙台より秋田が寒いと思われるでしょうけれど、あに図らんや、いつでも太平洋側の方が
涼しい。とっても過ごしやすくて楽しかった昨日と一昨日でした。
25日、朝4時半頃畑のきゅうりを2,3本もぎ、婆様が取ってきたトウモロコシを茹で、ジャガイモやタマネギなどを段ボールに入れ
6時には家を出て、其の@のいる仙台に父ちゃんと二人、向かいました。
往路はおなじみの作並街道、国道7号→345号→47号→13号→48号・・仙台市青葉区、という道順。おまけに今回は其のAから
ナビも借りちゃったし、一昨年も同じ道を通ったので、すっごく近い感じがしました。
48号線の関山峠の道ばたにドライブインがあり、そこで泊まりました。なんとうす裏手に「大滝」ってのがあったんですね。
前回は全然気持ちに余裕がなくて素通りしたので、父ちゃんが是非見てみろ、というので橋まで歩いて行ってみました。
国道に並んでこんな立派な滝があるなんて、まったく知りませんでしたねぇ〜〜
連日の雨で濁流でしたので、ちょっと怖いくらいでした。紅葉の季節ならさぞ綺麗なことでしょうね・・
ここは山形の東根の関山街道ですが、県境を過ぎると宮城県の作並街道になります。まだ10時前なのに並街道が終わりそうだったので、
父ちゃんがいきなり「定義のお寺を見に行く!」と。
極楽山西方寺(定義如来)というのが正式名称らしいですが、とんでもない山の中で
源氏に追われた平家が隠れた寺という言い伝えはいかにも。
作並街道から10Kmもひたすや山に向かうと、民家はすっかり無くなり勾配はきつくなり、オマケにダムに出ちゃいまして、ナビがなければ
道を間違えちゃったと思うようなところで・・
そうしたらそのダムの脇の道にいきなり赤い鳥居が!!! そしてじゃ〜〜ん!と言う感じで土産屋さんや旅館の並ぶ道の真ん前に
山門がありました。すっごく古くて荘厳な作りですね。隣には新しい感じで五重塔もあって、立派な庭や、札幌、静岡、とちぎなどの
車が停めてあって、山の中のいきなりの観光地(と言っていいのか?)にはびっくりでした。
父ちゃんは其の@に聞いたということですが、そこの土産物屋さんで「三角油揚げ」なるものを頂きました。なんと中までしっかり味の
ついてる、大変不思議な油揚げでした。お稲荷さんとは関係なのようなので、なんで油揚げなのか分かりませんが、近くのお店は
製造もしているようで、これはユニークな特産品ですね、美味しかったです。(とっても大きいのに170円!二人で一個しか買わなかった
のに、お茶や二種類の七味を出してくれました。)
なんか別世界でうろうろしてたら、あっという間に一時間以上経ってしまっていました(^^;ゞ
何度通っても仙台市内って分かり難い・・でもお昼ちょうどに息子のアパートに付き、近くのラーメン屋さんでお昼を食べてから、
開業予定のテナント物件を見に行きました。
けっこう遠いところです。青葉区を過ぎ、泉区も過ぎ、小さな家がたっくさん建ち並ぶ住宅街にそれはありました。
住所は「黒川郡富屋町明石台5丁目」です。え??仙台市じゃないの?でも、田舎じゃありませんでした。
まだまだレイアウトも途中で、これから認可申請もある、ということでしたが、地道にコツコツとやって欲しいものだと思います。
その部屋で道路地図を広げながら、松島までの道を調べます。こんな物いりの大事な時なのに、松島にホテルを取ってくれたそうで(^^;ゞ
道路地図はその子が仙台の赤門に入学した時に買ったものなので、もう10年以上前のものですが、県道はそんなに変わっていなくて、
3時過ぎにそこからまっすぐ松島に向かいました。
ナビに「ホテル大観荘」と入れたら一発で検索してくれたし、でもどっちかと言うと地図を見ながらの助手席ナビの方が好きなので、
初めての道を楽しんでいたら、4時頃にはもうホテルについちゃいましたね。
松島の高台にあって、国道45号から見上げられます。ひぇ〜〜〜 ここに泊まるの?? という感じ(;^_^A(貧乏性だもんね)
案内された部屋からは松島湾が一望できて、あ。もうここから一歩も動かなくていいや、って気持ちになりました。
でも、真向かいのマリンピアには行きましたけどね、水族館大好き人間の私、10年ぶりのラッコやピラルクたちに逢わずにいられましょうか。
戻って来て、温泉に浸かって気持ちをのばして、夕飯がまたひと騒動??
仲居さんがいちいち料理を説明して下さるのですが、そのあまりの美味しさに感動するも、食べきれないのが悔しくて食べて食べて食べまくり
部屋に戻ってからは一歩も動かず、そのまま寝ちゃったのでしたぁ ああ、なんという贅沢・・
その献立、また並べてみましょう。人生に何度あるものでもないですし。
食前酒 |
松島生詰めワイン |
揚げ物 |
七ヶ浜産
赤目河豚唐揚げ
青唐 レモン |
前菜 |
酒の肴五種盛り合わせ |
留め肴 |
春子鯛霙和え
イクラ 蛇腹胡瓜 |
御椀 |
鯛潮汁
白髭葱 木の芽 |
食事 |
鍋雑炊
鮪そぼろ御飯 |
お造り |
旬海幸盛り合わせ
妻類一式 |
汁 |
滑子汁 |
焼き物 |
帆立磯焼き
モロヘイヤ
彩り野菜
黄金ソース |
香の物 |
自家製糠漬け |
蒸し物 |
穴子袱紗蒸し
枝豆 人参 木耳
馬鈴薯 チーズ
鼈甲餡 |
水菓子 |
季節の果物 |
鍋 |
山海鍋
蔵王和豚烏賊入り
つくね 野菜色々
|
甘味 |
豆乳プリン
黒蜜生姜 |
わはは、全部写真に撮って来ちゃったぞ♪ ここから見える庭も風情があったし。ウニは殻の針(?)がずっと動いていて参っちゃった。
(でもすっご〜〜く美味しかった。ウニが美味しいなんて思う暮らしはしていないのだが。)
前日の夜中にまた地震があり寝不足、当日もいろいろ考え込んで(遠足の前日状態だね)で寝不足。車の運転も父ちゃんと変わりばんこと
いえけっこう疲れて、マジ、私はこのまま部屋に戻ってバタンキューでした。(いやぁ、それにしても満腹だった。だけど、絶対残したくなんて
ないでしょ?もう仲居さんに励まされ励まされ食べる・・みたいな状態でしたよσ(^◇^;) )
26日、遠方のお客さんたちは朝早く経たれるのでしょうけれど、私たちはあとは帰るだけなので、ゆっくりできるのよね〜〜
もう部屋から松島湾を眺めているだけでなにより気持ちの洗濯になるので、温泉に浸かる以外はまったりと椅子に寄りかかったり、
またベッドに寝転がって二度目したりしてうだうだごろごろ。なんたって相方がま〜〜〜〜ったく気を遣わない亭主とくれば、この自堕落ぶりも
想像がつくと言うもの。
それでも次の朝もバイキングだ。ヾ(>y<;)ノ
食べました。お腹いっぱい、まだ夕べの食事が残ってるといいながら、た〜っぷり時間を掛け、何度も席を立って、御飯もパンも麺も
一通り全部食べたし、コーヒーもみそ汁も牛乳も飲みました。厚焼き卵、目玉焼き、温泉卵・・卵も3種類も食べて、(父ちゃんはスクランブル
エッグも食べてたな)ほんとにどうしてこう貪欲になれるんだべ、というくらい食べました。(ただ、食べ残さないようには気を付けましたよ。
だから少しずつ何度も通いました。ほとんど一品ずつ選んでくる感じで。)
とにかく部屋が気持ちよくて、部屋から離れがたくて、チェックアウトしたのは10時過ぎ。松島からの出発になったので、
帰りは途中まで別ルートを選択しました。
ナビに古川市と入れようとしたけど、なんだかうまく入らないのよね・・ 「きっと市の名前が変わってしまっに違いない」と思うも、
地図は10以上前のしろもの。それでもデタトコナビは得意なので、古川市を過ぎた頃、やっとそこが大崎市になっていたことに
気がつきました。
道路地図を見て今回は国道347号線を選んだので、近くにある銀山温泉にも寄ってみることにしました。
ナビに「銀山温泉」と入れると、今回は張り切って検索♪ 古川からの4号線や108号線からの移動をとっても上手に教えてくれました。
それにしてもこの347号、とんでもない所でした・・・( -_-) 雪はないから大丈夫♪なんて気楽に考えていたけど、山越えの道の細さと
勾配の激しさには唖然としました。初めてだったけど、きっと二度と通らない気がします。
県境を越え、尾花沢市に入ったらすぐ、銀山温泉は347号線から6キロほど入った所にありました。
我が家から比較的近いんだけれど、父ちゃんも初めてだったそうです。
定義ほど何もなくはないけれど、やっぱり田舎道のどん詰まりに、いきなり古い風情のある温泉街が出てきて、これにもびっくり!!
周囲には何もないから、感傷にふけるにはすっごく良い感じの場所ですね。
だけど、本当に眺めにきただけなので、自分たちが邪魔っぽくてあまり長いことはいられませんでした。もう少し浸っていたい雰囲気は
たっぷりあったのですけれど。

銀山温泉を後にしたのは1時前。もう二時間もあれば家に帰り着くことができます。
もう一カ所ぐらい、きっと昔なら寄ったことだと思うのですが、さすが夫婦して年ですよねぇ〜〜〜ε=(/。\;)
47号線の白糸の滝ドライブインで立ち食いうどん(ここ、大昔からこのスタンスなんだよね。私が独身の頃と全然変わらない感じ)を食べ
一路家に向かいました。3時過ぎには家に帰り着き、あとは洗濯、おさんどんの日常。ジジババも元気で其の@のことを聞きたがり、
それが一番ですね♪
楽しい旅行でした(*^-^*) |